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ここについて

ここではBBC製作「SHERLOCK」を中心に、海外で創作されたファンフィクション、スラッシュを紹介しています。
スラッシュの場合、カップリングはJohn/SherlockまたはSherlock/Johnが中心です。
管理人の嗜好は日本風にいえばシャーロック×ジョン(シャーロック攻め・ジョン受け)ですが、スラッシュではリバーシブルがごく普通に行われていますので、紹介している作品では日本のようにどちらか固定で描かれているわけではないことをご了解ください。スラッシュ業界的にはシャーロック受け傾向が強い気がします。なんとなく。
また、私はややジョンびいきなので、彼を中心に取り扱ったものが多くなっております。
*当サイトでのカップリング表記についてはこちらもご覧頂けると幸いです。

このサイトの意図は、二次創作作品・スラッシュ作品の「批評」ではありません。
日本人があまり読まない(ような気がする)海外の作品には大変面白いものが多いので、中でも私が個人的に好きな作品を少しでも「ご紹介」できればと考えて始めました。
なお書き手さんご本人から、ここでご紹介することについてご了解を得ているわけではありません…(一部除く)

*すべて英語で書かれた二次創作作品です。
*日本国内の二次創作の状況(作品や作家さんなど)については(基本的に)触れません。
*演じている俳優さんのファンサイトではありません。まあしょっちゅう騒いでますけど。


(以下2013.8.27追記)
*このジャンル(俳優が演じるドラマ・映画など映像に拠った、とりわけ女性向けの二次創作)は日本国内の二次創作業界では注意深く取り扱うことが望ましいとされています。その観点から考えればここもパスワード制御すべきだろうかと思わないこともないのですが、
1)ご紹介する海外の作品はすべて一般公開されているもので(年齢制限あり)、
2)本場ファンダムでは、自ら公式に殴り込んだりせずに活動している限りは問題なし(むしろ何が問題ですかという強気なムードなのがまたスゴいのですが)という考えの方が多く、
3)まあ公式もウンザリ気味ではあるものの今のところはぼちぼちファンダムに寛容
というこれまでの状況を検討した結果、私はこのままの形で続けていこうと考えています。


登場人物紹介→ (主要人物編) (サブキャラ編)

作品を楽しまれたあとのお願い → kudo!を送りましょう

タンブラーやってます。(時々、背後注意です) → Are you still there?

詳細以下へ
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The Chatterley Affair (2006)


The Chatterley Affair from Paul Frost on Vimeo.


The Chatterley Affair (2006)
Director: James Hawes
Writer: Andrew Davies
Starring: Rafe Spall, Louise Delamere, Mary Healey, Donald Sumpter, Pip Torrens, David Tennant, etc


ペンギン・ブックスの「チャタレイ夫人の恋人」無修正版の発行を巡って1960年におこなわれた英国での裁判を舞台にしたラブストーリー。小説をリプライズするようなシーンやセリフが数多く登場するので、先に小説を読んでいた人のほうが面白く観られるドラマかもしれない。

私D.H.ロレンスを一作も読んだことがなく、「チャタレイ夫人の恋人」についても日本で伊藤整翻訳の小説がわいせつ裁判で話題になった・・・くらいしか知識がなかった。あとシルヴィア・クリステルの映画。昭和生まれにとってはエマニエル夫人とチャタレイ夫人といえばシルヴィア・クリステルに決まっているじゃないの。完訳が新潮社文庫から出たときも、とりたてて興味もなくそのままスルーしていた。今回このドラマを見てから図書館で借りてみたのだけど、今となっては普通(十分にエロチックだとは思うけど)な描写が当時それだけ論議を呼んだのだということに時代の流れを感じたりもしたのだった。この小説があったればこそ現代の小説の自由な描写が楽しめるのかもしれないけど。

このドラマでは、実際におこなわれた裁判での検事や弁護士、証人はすべて実名で登場しているそうだし、描かれている弁論も裁判記録に基づいたものなんだとか。ただし主人公男女二人は架空の人物である。
妊娠中の妻がいるワーキングクラスの若者キース(レイフ・スポール)と、離婚協議中で裕福なミドルエイジの女性ヘレナ(ルイーズ・デラメア)。裁判中に陪審員同士で知り合った二人は、ヘレナが誘惑する形で関係を持ち始めるのだけど、彼らの関係は当然「チャタレイ夫人の恋人」のコニーとメラーズの関係をなぞっている。ただし面白いのはパワーバランスは小説とは男女逆だというところだ。
ヘレナは知的で裕福な女性というだけでなく人間関係においても性的な面においても経験豊富で、キースは全てにおいて彼女より未熟かつ無知である。彼の妻は幼馴染で初恋の相手であり、他の女を知らないという背景もそれとなく描かれている。本もあまり読まず、世間知らずでもある。彼は「チャタレイ夫人の恋人」に描かれている世界にびっくりし、女なのにグイグイくるヘレナに夢中になり、作者のロレンスは人妻と駆け落ちして添い遂げた男なのだと聞いて混乱する。それまでモラルの上でも単純だった彼の世界はロレンスとヘレナに出会って一気に複雑になってしまう。一方でヘレナは抑圧的な男らしさがまだ深く根を下ろしていないキースの素直さを愛おしむ。最初は若い男を掌の上で転がしているようでいて、徐々に彼にのめりこんでいくのだ。

シンプルにいえば、期限付きの期間に出会った身分違いの男女が情事を通して特別な感情を互いに抱きはじめるという物語。テレビドラマでありながらレーティングがR18なのも伊達ではなく、主人公二人のベッドシーンはテレビで放映されたとは思えないくらいにexplicit。
また、先に述べた二人の間の微妙なパワーバランス…というか価値観や立場の違い、彼らを取り巻く当時の社会環境、そして裁判そのものが、性愛の物語に微妙な陰影を与えているところがユニークだ。
とくにヘレナが面白い。彼女が「チャタレイ夫人」を作品として認めながらも、「男があれをしろ、これをしろと女に言ってばかり」とそこに描かれた男女関係のあり方にあえて苦言を呈するところは痛快でもある(彼女は逆にキースを子ども扱いして彼を拗ねさせてしまうのだけど)。ヘレナは自由闊達なようでいて、女が思うがままに生きる苦労も体感している。社会的に褒められた生き方をしてきたわけでもないと自覚もしている。だから見る側としては、好奇心を見せたり、驚いたりすることはあっても何の偏見ももたずに自分を一途に見つめてくれるキースが彼女にとってはかわいくて仕方ないのだろうと容易に理解できる。

ちょっとキツめな雰囲気のヘレナを演じているルイーズ・デラメアが黒い髪を下ろすととたんにセンシュアルに美しくなってドキッとする。下着姿でガーターベルトを外すためにちょっとかがむところなんて、個人的に、非常にアレである(←語彙が足りてない)。相手の心を見透かすような目力も強くて、期限付きと決めた二人の関係を(心は揺れながらも)最後までリードするヘレナの意志の強さと潔さにもすごくよく合っている。
そのヘレナに「あなた"ベッドルームアイズ"の持ち主ね」なんて褒められるキースを演じているレイフ・スポール(当時だいたい23歳)。身重な妻がいるのに年上の熟女にあっけなくたらし込まれるというダメな子なんだけど、いやもうとろけそうに可愛いから許す。"Rather You Than Me"でも可愛いと思ったけどそれどころじゃないわ。とりたてて二枚目路線ではないし、平凡な男の子っぽいのだが、その平凡さが突き抜けて美に変貌している感じでこの人の個性はこの頃から実に不思議だ。何言ってるか自分でもわからん。

陪審員室では「この小説は人を堕落させるか」「人々を堕落させる恐れがある小説を出版してよいのか」ということが最後には大きな争点となり、この小説で刺激を受けて不倫関係を持つにいたった主人公二人がその問いを突きつけられることになるシーンがいわばドラマのクライマックスなのだけど、その辺りは破綻なくきれいにまとまっている。見方によっては物足りなく感じられるかもしれない。まあこれ以外の描かれ方ではうまくドラマのオチがつかなかったと思うけど。



主人公の二人とは関わらない部分でも非常に興味深い描写が多い。裁判中の訴追側の冒頭陳述で、「あなたはこの本を自分の妻や召使に読ませたいと思いますか」というセリフがある(実際の言葉だそうだ)。召使がいる前提で話をしてしまう当時の法曹界のエリートの非常識さはもちろん、当時の女性がこのランクの人々にどう見られていたかも垣間見える。(ちなみに同じ人物がこの直前に、「あなたの息子や娘が-もちろん女の子も男の子同様本を読めますから-この本を読むことを許せますか?」とも言っていて、まあそういう時代だったのだろうと思うものの、とにかくもうあきれるしかない)
で、一方、無事に出版されたペンギンブックスの「チャタレイ夫人の恋人」を本屋で買い求める人々の長い行列にマイクを向ける当時の取材映像でドラマは終わる。「どうして買うのですか」と聞かれたとき、ひとりの男性が笑って"For my wife."と答えるのが非常に痛快だった。

Harry Price: Ghost Hunter (2015)

Harry Price: Ghost Hunter (2015)
Director: Alex Pillai
Writer: Jack Lothian
Stars: Rafe Spall, Cara Theobold, Richie Campbell, Tom Ward, Zoe Boyle, etc

ITV制作。スペイン風邪の大流行が収束に向かいつつあった第一次世界大戦直後の英国を舞台に、超常現象に挑む心霊研究家<ゴースト・ハンター>を主人公とした90分のオカルトミステリードラマ。

次期首相候補と目されている若手政治家グッドウィンが住む屋敷で不可解な現象がたびたび起こる。その現象に心を悩ませていた美しい妻グレイスが、全裸でふらふらと街を歩いているところを保護された。選挙前に彼らの評判が傷付くことを恐れた後見人によって、かつて"ゴーストハンター"と(時には揶揄をこめて)呼ばれたハリー・プライスが事態解決のために屋敷に招かれる。
プライスは超常現象の研究を独自に続けてきただけでなく、人間の騙されやすい心理状態やマジックの技術に精通していて、かつてはその知識を悪用した詐欺を働いていたこともある曰く付きの人物である。最初は乗り気ではなかったものの、得体の知れない何かに怯えているグレイスの様子が精神を病んだまま死んだ自分の妻の姿と重なり、依頼を引き受ける。彼の信念は明快である。「どんな超常現象も科学的に説明できる」。しかし屋敷の構造や状況を細かく調べても、決め手は見つからない。ある日の夜中、グレイスは屋敷の中を夢遊病者のように歩き回り、プライスが仕掛けていたカメラにその姿を捉えられる。写真の中で、彼女は目には見えない「誰か」と確かに手をつないでいた・・・。

日本のドラマ「トリック」のシリアス版みたいな話。といったらわかりやすいだろうか。
最後には確かに全て解明されたように見えるのだけど、「はたして本当にそれだけなのだろうか?」と余韻を残すつくりも「トリック」に似ていないこともない。ただしこっちは物語も、演出も、全てがとにかく非常に生真面目に上品に作られている。スリラーとして怖さをあおる表現方法も正攻法。物語や演出のユニークさには欠けるので、王道のオカルトスリラーを心地よく楽しみながら見るか、意外性がなくて古くさいと見るかで評価がわかれそうなドラマである。
このドラマはもしかしたらシリーズ化を企んだパイロット版的なものだったのかもしれない。心に傷を負ったゴーストハンターと、彼の頼もしいサイドキックになるハウスメイド(救急車の元運転手でフェミニスト)、インチキ商売での元同僚である呪術師兼薬屋、主人公の過去を知っていてつきまとう新聞記者・・・・といかにもレギュラーになれそうなキャラクターたちの今後の立ち位置を、ストーリーに合わせて登場させながらとりあえずサラッと紹介したような感もある。もしかしたら二作目くらいがこなれてきて内容も面白くなったんじゃないのと思うのだが、まあ残念ながら(当然というべきか)二作目は存在しない。

レイフ・スポールが演じたハリー・プライスは実在のゴーストハンターで、降霊会やエクトプラズムのトリックを暴いて有名になった人なんだそうである。とはいえこの物語はフィクションだそうだから、あくまでこのドラマに登場するプライスは実在の人物をモデルにしただけの別人である(「この物語は実話に基づく」的な但し書きも当然ない)。キャラ的には神経質そうでシャープな雰囲気を漂わせた役者のほうが合っていたのかもしれないけど、どこか人好きがして茫洋としたレイフ・スポールでも決して悪くない。女だからと侮っていたらゴリゴリの女権主義者なメイド嬢にやり込められてしまい、むしろ「フフッ」て嬉しそうに笑ってしまうところなんか、人の良さがじわっとにじみ出す感じでよろしいのである。

主人公の過去についてもそれとなく何かを匂わせる程度でまだ深く掘り下げられていないし、二作目があればなあ・・・。でもこれくらいの出来だったらやっぱちょっと難しいかなあ・・・。
そしてここで「SHERLOCK」のパイロット版とか第1話とかを思い出すと、あれがどんだけ衝撃的な面白さだったかというのを今さらしみじみ感じたりするのだった。いやアレやっぱりすごかったと思うわ。

Dracula (2006)

Dracula (2006)
Director: Bill Eagles
Writers: Stewart Harcourt (adaptation), Bram Stoker (原作)
Starring: David Suchet, Marc Warren, Dan Stevens, Sophia Myles, Stephanie Leonidas, Rafe Spall, etc

2006年にBBCが制作したドラマ。90分の長さで、わりと地味めな(失礼)キャストで作られている。

主人公は、ブラム・ストーカーの原作では脇役のアーサー・ホルムウッド。演じているのはダン・スティーヴンスである。美しいルーシーとようやく婚約にこぎ着けたところで、自分が先天性の梅毒に感染していたことを知る。思いあまったアーサーは怪しげなオカルト組織と接触し、病を治す手段として、血を清めるすべを持つという正体不明の男をトランシルヴァニアから招き入れることにする。ちょうど良いことに、婚約発表パーティーに出席したルーシーの友人ミーナには、事務弁護士になったばかりの婚約者ジョナサンがいた。アーサーはジョナサンが所属する弁護士事務所に、その謎の男ドラキュラ伯爵が英国で住む地所の手配を依頼する・・・。

梅毒が蔓延していたという当時の社会的背景を反映させてみたのだろうし、降霊会とか妖精の写真とか、やたらオカルトめいたものが流行していたのもこの頃だったはず(シャーロック・ホームズと同時代でもあるのだな)。そういう背景を取り込んで作品にしたところがこのドラマのユニークなところ。原作小説では脇役カップルともいっていい2人を中心に持ってきたのも面白い。主人公のアーサーは本人の所業でもないのに病を得てしまい、婚約者にそれをひた隠しにしたいがために悲劇を招いてしまう。身勝手だけど同情できないこともない気の毒な男でもあり、ダン・スティーブンスが非常によく役柄にはまっている。

レイフ・スポールはジョナサン・ハーカー(a.k.a.原作では主人公なのに過去の映画化ではロクな扱いをされたことのない可哀そうな子)として登場する。ジョナサンについて語りだすと止まらなくなるので割愛。いかにも市民階級的な親しみやすい雰囲気で、なんだかとても良さげなジョナサンである。婚約者であるミーナ役の女優さんがちょっとヘレナ・ボナム=カーターに似たファニーフェイスな可愛い女性で、つつましくも幸せなカップルになろうとしている二人がとても好ましい。衣装の色使いや髪型などの演出も工夫されていて、洗練された貴族階級のアーサーとルーシーに対して、ちょっと野暮ったいけど溌剌としたカップルとして表現されているところもよかった。

コッポラの「ドラキュラ」でのキアヌ・リーヴスのジョナサンも(英国人青年にはとうてい見えない部分はさておき)それなりに可愛らしかったのだが、ウィノナ・ライダーのミーナとの間にはロマンス成分が乏しかった(奥手な男子&積極的な女子の滑稽な感じは出ていたので、それがコッポラの思うヴィクトリア朝英国人の恋愛風景だったのかもしれない)。一方、このドラマの二人はおおっぴらにラブラブである。ミーナが結婚後になっても人前で腕を組むことすらためらっている原作とはイメージが違うかもしれないけど、これはこれで実によろしい。ミーナのことを好きでたまらない感が、このレイフ・スポールのジョナサンから感じられてニヤニヤさせられる。

が、残念ながらこのジョナサンはドラキュラの毒牙にかかって登場後30分程度で退場させられてしまう。おまえもかBBC。ジョナサン好きとしてはそう思わずにいられない。なんでこんなかわいい子いい子をひどい目にあわすのか・・・なんでだよ!せっかく原作通りの日記のモノローグもあっていい感じだったのに。

なお、ドラキュラを演じたのはマーク・ウォーレン。好きな役者だけど小粒である。ヴァン・ヘルシングはデヴィッド・スーシェなのだけど、こっちはトータル10分くらいしか登場しない。作品全体も、もともとのアイデアは良かったと思うし、ところどころで「おお!」という部分もあるのだけど、特撮や照明、メイクの安っぽさやこなれていない感じの演出など、チープな印象が拭い去れない(とくにトランシルヴァニアのドラキュラ城のセットにはガッカリさせられた)。 新解釈の「ドラキュラ」と言ってもいい作品なのだから、倍くらい時間とお金をかけたほうが良かったんじゃないかなあ。3話くらいのミニシリーズにすればよかったのに。



私は日本でソフト化されていることを知らずに見たのだけど、実はなんだか全然違う印象のパッケージとタイトルで日本でもDVD化されていた。その名も「ドラキュラVSヴァン・ヘルシング」。B級臭がプンプン漂ってくるのだが、提供・販売元はアルバトロスでした。一体どうしたアルバトロス。担当者、作品観もせずに買ったんじゃないの。そしてガッカリしたんじゃないの、中途半端さに。「思ったのと違う!」って…
パッケージにもBBCの文字はほぼ見えない。わざとなのかこれ。

今だったら上品なジャケットに替えてダン・スティーヴンス主演でゴリゴリ押したら、ダウントン・アビーファンとかイギリス貴族映画好きとかが釣れそうな気がするんだけど。

[コンスタンティン(2005)]Man-Eaters, Exorcists and Other Unicorns

Man-Eaters, Exorcists and Other Unicorns
Author: misura
Rating: Teen And Up Audiences
Pairing: John Constantine/Chas Kramer

2005年にキアヌ・リーヴスが主演した映画版「コンスタンティン」がもとになった作品です。
この映画、わりと大味なつくりのハリウッド作品ですけど、くわえタバコで悪魔祓いをするエクソシストがキアヌ・リーヴス、天使ガブリエルがティルダ・スウィントン、ルシファーがピーター・ストーメア・・・という、(原作を知らない限りでは)キャスティングには文句なしでした。
キャストの美しさを生かす演出も存分になされていましたし、物語には深みも何もないですけど、なんちゃってオカルトアクション映画としては非常に観ていて楽しい作品でした。
私は結構好きで、PS2のゲームソフトとか当時ね・・・買ってしまいましたね・・・今どこにあるだろ。

ただ、私はDCの原作コミックを読んでいないのですが、映画化が発表されたときに「原作と違う」と相当な批判があった記憶があるんですよねえ。
(そもそも主人公は金髪碧眼のイギリス人なのでビジュアルが大幅に違いますね)
コミックには主人公がバイセクシュアルであることがにおわされているのに映画ではそれが無視されている、という批判もあった気がします。
実際はそうでもなくって、見る人が(心眼で)見れば案外簡単にそういう解釈ができるシーンはいくつかあったんですが。

最近のドラマシリーズのほうがビジュアルも設定も原作に忠実だというので、私はこちらも相当楽しみにして鑑賞したのですが、こっちは全体的に今一つ遊び心が足りない作りで、物語にメリハリもかけていて、ちょっと残念な出来栄えでした。
もう少し頑張って続けてたら面白くなった気配はあったんだけど・・・。

というわけで、この作品はそのドラマシリーズではなく、映画版「コンスタンティン」準拠の創作です。
シャイなあんちくしょうな(古)エクソシストと、彼のことが大好きな年下の助手兼運転手の掛け合いでできている作品なのですが、これが映画中でこの二人を演じていたキアヌ・リーヴスとシャイア・ラブーフ(この頃可愛かった)の声でセリフが聞こえてくるような出色の出来栄え。
ツンデレ(デレの部分ほぼ見えない)なコンスタンテインと、彼に構ってほしくて跳ね回っている子犬のようなチャズの軽妙なやりとりにニヤニヤさせられます。
一方的な片思いの話のようでいて、最後まで読むと「何だよ~(ニヤニヤ」という感じでさらにニヤニヤ度があがります。
なんかもう、angstは疲れちゃったよ・・・という方もしくはキアヌ・リーヴス好きな方にお勧め。
どっちにもあてはまるならなおのことです。
プロフィール

オギ

Author:オギ
そろそろオタクから足を洗おうかと思っていたのに、ウッカリ深みにはまりました。ウッカリしすぎました。嗚呼。

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